西洋のホラーの定石を踏襲した作品だけど、変に金切り音で驚かさない良作。
兎に角オチがなかなか良い。
よーく考えるとごり押しな点もちょっとあるけど、最後まで「あれ？これって…。」と思わせる演出は好感。
ごり押しに感じるのはオチへの流れとその説明。
特に種明かしされた瞬間は「これ、矛盾点あり過ぎだろ」と話の破綻を指摘したくなるが、その後、一部強引だが(ここがごり押し)それなりに納得出来る説明がある。
幾つかあったミスリークすらごり押しだったり丁寧だったりな説明で一気に解決する。地味だけど役者陣も非常に頑張ってるのも好印象。
