戦艦“武蔵”の関係者らのインタビューで構成されたドキュメンタリー作品。

戦後50年弱の頃に製作されたものなので生存者の方もまだ多いからこそ出来た映画でしょうね。
武蔵の最後やその後の凄惨さは生々しく驚く話が多かったです。
武蔵沈没後になんとか生き残ってもフィリピンの山中で恐ろしい事実はあったとは…。
戦争という異常な状態は人間を本当に狂わせるのだと思い知らされましたよ。

しかし武蔵乗組員としての誇りは今でもあるとおっしゃられていた元乗組員の皆さんには感動します。
今も存命なのか分かりませんが、マイクロソフト社の共同創業者ポール・アレン氏が武蔵を発見した報はどんな思いで聞いたのかと思いますねぇ。

世界最大の砲塔を備え、鋼鉄の装甲で覆われた武蔵が何故沈んだか？
元乗組員の証言ドキュメント。

戦争ドキュメントを観てきたけど、これは凄い。
日本映画チャンネルだったかな？

戦艦武蔵の元乗組員の方々の体験談です。言葉の重みが物凄いです。創作である他の戦争映画とは一線を画します。この映画を見られた他の方々も感じたことでしょうがこの映画の特徴はただ惨たらしい話や悲惨な話を伝える映画ではないということ。戦艦武蔵の乗組員であった誇りを皆持っているということ。皆口々にする「また乗りたい」の一言。考えさせられます。