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パルプ・フィクションのmocamoviesのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
5.0
ジョン・トラボルタとサムエル・L・ジャクソン出演のタランティーノ監督のアクション映画。
いかにも面白かった!
章立てで、カットで編集されており、時系列がバラバラだけれども、最後はワンハリ“ワンス・アポン・タイム・ハリウッド”のような(タランティーノなので)終わりかたしているので、割と面白い!
クリストファー・ノーランのようにそこまで複雑な時系列ではありません。
要するに、カットしたシーンを時系列をバラバラにして、視聴者に物語構成を考察させ、繋ぎ合わせていくという構成なのである。
途中でブルース・ウィリス(ブッチ)が登場します。
ボクサー(人殺し)だけれども、ギャンブルに追われて、若い彼女(ロリコン?)と一緒にモーテルで暮らし、邪魔しに来た黒人を跳ねて、その黒人を殺そうとして、結局、殺し合いするはめになったが、店のオッサンに捕まえられ、○○されそうになり、最終的に救われたというところが面白かった。
特にジョン・トラボルタが彼女(キルビルに登場します)と一緒に50年代をモチーフとしたレストランでダンスしているシーンが面白かった。
この作品に登場する皆は、殺し屋の設定?かと思う。
アメリカは当時、そこまで銃規制されなかったため、一般でも、銃を持っているのが当然のようだった。
ラストシーン(最終章)は、最初のシーンに戻って、強盗カップルがレストランで何かしており、そこでサムエル・L・ジャクソンがその強盗カップルを上手いことコントロールして、止めたというところ(後に顔を伏せている客が生きているのか死んでいるのかが分からない状態で停止している)が面白かった。
日本刀(ブッチであるブルース・ウィリスが持っていた)はキルビルに登場する。
タランティーノは日本が好きなので...。
この作品は、タランティーノにとってのパルプ(紙の芯)のフィクション(物語)でした。
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