にゃんちゅう

パルプ・フィクションのにゃんちゅうのレビュー・感想・評価

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)
3.8
殺し屋2人と落ち目のボクサー、
この3人が順番に主人公になってそれぞれトラブルに直面するようなお話。

AパートのときBが脇役で、Bのパートの時はCが…っていう構成とか、時系列の作りが面白かった!

お話の本筋と関係ないような雑談が結構延々と流れるのだけど、キャラクターが生きてる感じがしてそこも好きだったな〜

そして最後のパート、サラッと見るとそれだけなのだけど、その転機が後であの展開を生むんだなって気づくと少し寂しくなるなぁ。あるシーンと読んでる本とかシチュエーションが同じで…。違うのは彼が居ないってことであって、彼が居ないからああなったんだな、ってことかと思いました。時系列が逆だから余計に「ああ、だから居なかったんだ」「それでああなったんだ…」
っていうのが浮き彫りになってくる感じがありました。

総じて
すごい見所!っていう感じじゃないのに引き込まれるのはなんだったんだろう。
にゃんちゅう

にゃんちゅう