日本帝国陸軍後援のプロバガンダ映画は初めて観た。
Girls und panzerは好きなアニメなので、西住ミホの元ネタの小次郎さんとアヒルさんチームの八九式が観られて有難い。
第二次世界大戦前夜にこんな映画が製作された背景には、きっと陸軍強硬派の思惑もあったのだろうが、戦車や軍服も恐らくは本物の供与があったのではないだろうか?
気になるのは川の事をクリークと呼んでいた事だが、これは人工的に掘った塹壕に溜まった水の事だろうか?
正直にいえば娯楽作品としてはさっぱり面白いところもないし、演技もセリフは聞き取りづらいし、特には観るべきところもない。
美人の妊婦を一個小隊で優しく労るシーンはわざとらしくて、流石にやりすぎじゃないだろうか?
赤子の埋葬シーンに至っては、お為ごかし感が凄い。
しかし歴史を知る貴重な映像資料である事は間違いない。