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ヒトラー 〜最期の12日間〜のkorosukeのレビュー・感想・評価

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)
3.9

ヒトラーの秘書を務めた女性の手記が元となった映画。
155分の長さは感じませんでした。

壊れかけのヒトラーのメチャクチャな命令を聞いて(こりゃだめだ…)と目配せしつつ、諦めモードで従う親衛隊の側近達。
心底ヒトラーに陶酔している者もいれば、もう二度と降伏したくないという理由で突き進む者も。

「我々は強制していない、自分たちが我々を選んだのだ。自業自得だ。」
「国民のことなど気にしている余裕はない」
という意味のセリフ、強烈でした。

映像的につらい場面も多々。
ヒトラーがわめいているシーンも結構しんどくて耳を塞いでしまいました。
けれど観て良かったと思います。
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