ヒトラー 〜最期の12日間〜の作品情報・感想・評価

「ヒトラー 〜最期の12日間〜」に投稿された感想・評価

ナチスドイツの帝王ヒトラーの最後の12日間を描く。
私はどこかの本で読んだヒトラーの最後は
「暗殺」とか「自殺」ではなくて
最終的に逃げてどこぞで見つかってしまって
絞首刑になったって話だった気がしたんですが
そんな話はまたこっちに避けておいて・・・

まずこの映画は日本語吹替じゃない方がいい。
ヒトラーに似ている役者を選出して作られてて
日本でいえば、新ルパンを栗貫がやってる感じかと
正直言って「似ているだけ」で
対した演技じゃないんだろうって思ってましたが
ヒトラーのヒトラーらしさに感動しました。
まさにヒトラーがそこに居るんです。
表現や物言いなど素晴らしいものでした。

私はヒトラーがどうしてナチを作ったのか
どうしてそのような政策を行ったのか
なぜ虐殺が起こったのかを調べて
その結果、ヒトラーは弱い人だからこそ
自分を守る為にとった行動としては
「ありえる」と思うからこそ存在を理解した。
そのヒトラーの本来の弱さや強がり
その思想の高さまたは低さ、思うことや真実が
このたった12日間の中に凝縮されていた。

ナチスではなくて
「ヒトラー」という人物のこと
そしてヒトラーの歴史を少しでも知っている人は
ぜひ見てもらいたい映画だと思った。
面白かったです。
裏切り者は処刑だっ!飲めや歌えやのドンチャン騒ぎはいいが、降伏だけは絶対に許さんぞっ!どさくさに紛れて結婚するどっ!国民って何それ?あとは野となれ山となれじゃー!

クレイジー総統の迷走ぶりがダラダラ長くて苦痛です。
映画界最大のダークヒーローにして最大の嘲笑ネタ。ヒトラーだけはどんなに笑い飛ばしても赦される。 オリヴァー・ヒルシュ―ビーゲル「ヒトラー 最期の12日間」

私の好きなヒトラー嘲笑映画を挙げることでこの作品を楽しめた証とします。

タランティーノ「イングロリアル・バスターズ」
エルンスト・ルビッチ「生きるべきか死ぬべきか」

大嫌いなヒトラー嘲笑映画を挙げた方が意図が伝わり易いかも?

ルイ・マル「さよなら子供たち」
アラン・J・パクラ「ソフィーの選択」
マルガレ―テ・フォン・トロッタ「ハンナ・アーレント」
コスタ=ガブラス「ミュージックボックス」

嫌いな映画ですが不思議と好ましい余韻が混じったモノ

ロベルト・ベニーニ「ライフ・イズ・ビューティフル」

秘かにヒトラー嘲笑映画の最大の汚点と思っているモノ

チャプリン「独裁者」
ぺとし

ぺとしの感想・評価

3.7
常軌を逸している…そう思いながら終始観ていました。
最期の12日間というサブタイトルだけに、ナチスドイツの末期のみが描かれていました。
狂っていくヒトラー総統に、狂ったように従う軍人や市民。正しい意見などまかり通るわけもない。
戦時中とは、想像すらできないくらいに狂った状況なのだろうか。ただただ恐怖。
由紀子

由紀子の感想・評価

3.7
ヒトラーの最期の12日間ということで、
憔悴したヒトラーと彼を信じた周囲の動揺が描かれた作品。

最期については以前に読んだことがあるので知っていましたが、
彼の周りに居た女性達にも焦点を当てているこちらの作品でまた新たな見解を得ることができたと思います。

後から考えるととんでもないことも、
その時はまさに命懸けで必死に信じていた運命であり、皆が盲目になってしまう戦争って恐ろしい。
こんなことは口が裂けても言えないと思いながら、ヒトラーの心の揺れ動きまで描かれていて、なんとも言えない気持ちになってしまった。

それでもわたしたちは戦争も殺戮も虐殺も絶対に許してはいけない、と強く誓う。
Qoo

Qooの感想・評価

3.7
ヒトラーの知らない一面が見れた。

Twitterで有名だったシーンが出てきて、「やっぱりこの映画だったんだな」と。


結構真剣に見てた。


(再レビュー)
なんのための戦争なのか、なんで多くの人がヒトラーの為に死んでいったのか。これがナチスの洗脳なのか。心打たれる映画でした。
くま

くまの感想・評価

3.5
この映画ではナチスの行為そのものに焦点を当てていない。描かれているのはナチズムの支持者であり、ヒトラーも人間味を帯びている。
だから許されるという話ではなくて、彼と彼の思想に惹きつけられる人が居たこと自体が、ナチスの本当の怖さだとわかる。
shiori

shioriの感想・評価

3.4
ヒトラーだけじゃなく、側近たちの最期もだけど、軍医の「いつでも死ねる」ってセリフが刺さった。それと同時になぜ生きたいのだろうと考えさせられた。

あの時代、死はすごく身近にあって、命を捧げる覚悟でヒトラーに心酔していた人々がいたことも事実で。ヒトラーがいかに悪党かを描かれるものは多いけれど、この作品のヒトラーは人間味もあって、弱くて脆い部分も人を惹きつける何かがあったのだろうと思った。
50Kenzo

50Kenzoの感想・評価

4.0
ナチス終焉直前のお話。現実を見つめようとしない者、保身に走る者。なすべきことをしようとしている人間は少数派で、ただただ醜くて滑稽で哀しい人間模様が続きます。

終戦間近の大本営もこんな感じやったんかなあ。。。
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