ヒトラー 〜最期の12日間〜の作品情報・感想・評価・動画配信

「ヒトラー 〜最期の12日間〜」に投稿された感想・評価

クワン

クワンの感想・評価

3.5
映画思い出し鑑賞記憶Vol.119

本作はkazu1961さんレビュークリップ✨ありがとうございます☺️

ヒトラーの最晩年の姿を1番近くにいた女性秘書の視点で目撃する緊迫感。狂気の男の本性と人間味が垣間見える。とにかく様々ヒトラーを演じた役者はいれど、やはりブルーノガンツが1番真に迫っているように感じる。

再見したい度30%
今はジョシュラビットの妄想ヒトラーでいいです😅
saho

sahoの感想・評価

3.7
“同情は最大の罪だ。弱者への同情は、自然への背理だ”

この映画には、ヒトラーが怒鳴り狂う空耳シリーズで有名なシーンがある。
この映画を観る前はゲラゲラ笑っていたけど、もう笑えない…。
戦時、ヒトラーの秘書を務めていた女性の経験を基に、ヒトラーが死ぬまでの12日間を描いた作品。

裏切り、忠誠、逃避、倒錯、狂乱、破滅・・・
とにかく重く、いろんな感情が湧き出てくる。
いかに戦争が、そして人間が愚かなものかを突きつけられ、
人の命を無作為に奪う事に対しての正義などこの世に存在しない、と改めて感じる。
「なんで戦争が起きてしまうのか」という答えを探すより、
過去に起こったこの事実を忘れないことが私たちがすべきことなのだと思う。

34本目 / 2020
Leon

Leonの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

第三帝国の終焉を描いている。銃撃戦に参加する少年、ヒトラーの取り巻く環境、終戦後の自害。見所は多い。歴史を知るには良い作品。
Yurie

Yurieの感想・評価

-
最後にヒトラー中心の視点から。

ヒトラー中心とはいえ、周りのことが多かったけど
どこまで本当なのか疑ってしまった。

どんな人だったんだろうなあっていう
想像を膨らませるにはよかったかも。


途中は淡々と進んでいくから
眠くなってしまった。
100ワニに引っ張られ、なんとなく観たくなった本作。
散々、ニコ動でヒステリーシーンをいじられ、そちらのイメージが強いが、それに違わずブルーノガンツのヒトラー芸が冴える。
泥舟状態の中で、リトマス試験紙のように忠誠を試される取り巻きたち。
地下要塞の中で、自決や要塞脱出で人が減り、残された人の心細さが、かくれんぼの鬼が取り残されるそれで、寂し悲しくなる。
基本、地下要塞が映画の舞台なので、閉塞感、逃げられない感が終始漂い、閉所恐怖症ではないが不安や心細さを増幅させる窮屈さ。
kazu1961

kazu1961の感想・評価

4.3
▪️Title : 「ヒトラー 最期の12日間」
Original Title : 「Der Untergang」
▪️Release Date:2005/07/09
▪️Production Country: ドイツ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2020-126 再鑑賞
▪️My Review
原題はドイツ語で「失脚」「没落」を意味します。負けゆく戦い、もう終わりだと分かってきても、総統についていく者、自分の道を行こうとする者。。。その人間模様が壮絶なリアリティを持って訴えかけてきます。それぞれ死を覚悟した時にどういう行動をとるのか、今までのドイツの戦争を描いた作品とは全く違う、そこにいる人達の内面を深くえぐりだした作をです。
公開当時、一大センセーションを巻き起こした歴史的衝撃作であることには間違いありません。
追い詰められた独裁者の狂気、惑う側近、地獄と化すベルリン。。。第三帝国没落のすべてがリアリティをもって暴かれています。
脚本は、ヨアヒム・フェストによる同名の研究書、およびヒトラーの個人秘書を務めたトラウドゥル・ユンゲの証言と回想録『私はヒトラーの秘書だった』が土台となっています。
1942年、ミュンヘン出身の若い女性トラウドゥル・ユンゲが、アドルフ・ヒトラーの秘書になります。彼女は追いつめられたヒトラーの最期の日々を近くで目撃。そして、独裁者をひとりの人間として見つづけた彼女の瞳に映った、本当のヒトラーの姿を描いた作品なんですね。
なので本作、ヒトラーの人間的側面を抉り出した描写が議論を呼びました。

戦後70年を超えてなお、芸術作品におけるナチス政権下のドイツの描き方には制約が伴う中で、本作はアドルフ・ヒトラーを主題に据え、その役者にドイツの国民的俳優、ブルーノ・ガンツを起用したんですね。(参考:Wikipedia)

晩年のヒトラーをここまで抉り出して描いた作品はあまりありませんでした。指令本部から出ようとしない晩年のヒトラーは、部下たちの助言にも耳を貸さず、短気ですぐ怒鳴り散らし、強いドイツを最期まで疑いませんでした。その一方で女性や身内にはやさしく、紳士だったのには本作を観て驚かされました。どうやってこの独裁者が世界に生まれたのか?、晩年を観ているととても人間臭く(かと言って肯定は全くしませんし、狂気すらまとっていますが)、そのギャップに戸惑ってしまいます。このような視点でヒトラーを描いたこと自体、この作品の最大の素晴らしさだと思います。
そして、ヒトラーを演じるブルーノ・ガンツ。自分という存在を消して、ヒトラーになりきったその演技は必見ですね!!
物語は。。。
1945年4月のベルリン市街戦を背景に、ドイツ第三帝国総統アドルフ・ヒトラーの総統地下壕における最期の日々を描いています。混乱の中で国防軍の軍人やSS(親衛隊)の隊員が迎える終末や、宣伝相ヨーゼフ・ゲッベルス一家の悲劇、老若男女を問わず戦火に巻き込まれるベルリン市民の姿にも焦点が置かれています。。。
ほんと、凄い作品。人間の内面と狂気、そして愚かさ。。。何度観てもやるせないそんな作品です。

▪️Overview
独裁者アドルフ・ヒトラー率いるナチス党の最期の12日間の様子を描いた実話ドラマ。監督はオリヴァー・ヒルシュビーゲル。製作・脚本は「バイオハザード」シリーズ(製作のみ)のベルント・アイヒンガー。出演は「クライシス・オブ・アメリカ」のブルーノ・ガンツ、アレクサンドラ・マリア・ララ、ユリアーネ・ケーラー、トーマス・クレッチマンほか。2004年バンビ賞、2005年ドイツ・アカデミー賞最優秀男優賞、最優秀製作賞、観客賞など受賞。(参考:映画.com)
natsumik

natsumikの感想・評価

3.0
史実だと思うと何も言えなくなる映画。
ヒトラーの人間性を描こうとしているところは好き。

このレビューはネタバレを含みます

ヒトラー最期の日々とベルリン陥落までの日々を、1人のタイピストを中心に追った作品。一般的なイメージに無いヒトラーの様子に焦点を当てている他、敗戦間近のベルリンの様子を描いててリアリティがあった。

ヒトラーの様子については、「恐怖の独裁者」というよりは、手が震える症状を描いたり、子どものように感情的に喚いたりする弱さを描いていたほか、タイピストやパートナーや子どもに対しては優しく振る舞っているなど、ある意味では一般的な人間に見えてしまった。 もちろんだから悪い人では無かったなどと擁護するわけではないのだけど。 一方で最期までユダヤ人を恨み続ける姿勢や、負けを認めない姿勢など、何かに取り憑かれたカルト的な様子も描いていた。

また、ベルリンの敗戦直前の様子も映画を通じて観たのは初めてだった。英米の映画ドイツ兵やナチが敵として出てくるが、この映画ではソ連軍の空襲が描かれており、どちらが良いとか悪いとかは関係無く、大戦下ではお互いがお互いにとって恐怖の存在だったのだろうと感じた。

最初と最後でタイピストだった女性のインタビューが出てくるのも、ナチやヒトラーは普通の人が創り出したのだということを気づかせてくれる点で良い働きをしていた。
Kitty

Kittyの感想・評価

5.0
ナチスが何をしたかとか、戦争はどれほど悲惨なことなのか…そういうことを描いた映画ではなかった。

たしか初めて、ヒトラーの人間性やその周りの人々をリアルに描いた作品。

その切り込み方はとてもよかったと思う。

裏切られる恐怖、上に立つ者の孤独、まるで小さな男の子のようにわめくヒトラーや、彼を崇拝する人々。

誰もが信念を貫いていただけ、と片付けられるわけじゃないけど、もちろん。

私たち、弱くて愚か。
うめ

うめの感想・評価

4.0
彼を語る時
為した行いのために
ナチスの総統という立場を抜きには語れない

ただ
軍服の中にある
一人の人間としてのヒトラー
まがりなりにも
国の頂点に立ち
忠誠を誓った者がいたのならば
そこには
どんなに歪んでいても
愛や情も
あったのではないだろうか
たとえ恐怖と激痛を伴っていたとしても
そんな視点も含んだ
重厚で
濃密で
残酷な
2時間半

主人公であるヒトラーの秘書ユンゲが語る言葉がズシリとのしかかる
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