Natsu

ヒトラー 〜最期の12日間〜のNatsuのレビュー・感想・評価

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)
3.5
「目を見開いていれば気づけた」、もう二度とこんなことを口にする未来があってはならない。
原題は破滅、崩壊、滅亡といった意味で、ヒトラー自身というよりもその周囲がいかにして敗戦を迎えたかを描いたドイツ制作の貴重な資料である。史実として知ってはいても、総統への信仰や地下要塞と市街地や前線との隔たりを映像で見せつけられると、同時期の本邦も連想させられ、戦争の惨たらしさに胸が詰まる。
Natsu

Natsu