リアルな戦争映画で、鬱な気分のときに観ない方がいいなって思った映画。
独裁者ヒトラーも人間らしいひとりの人間だし、その周りの人物も、盲目的にヒトラー信じてる人もいるけど意外と直接ヒトラーに物申すような人もいたんだ〜って感じ。
むごい描写も包み隠さず描写していることで、現実味が高い映画だった。前に立ちあがった人に向かって、こら！立つな！伏せろ！って後ろから注意する人が、注意することでむしろ撃たれてしまうっていうシーンが2箇所もあって、ああ、こんなことでも死んでしまうのか、そうだよな〜。ってなった。日常風景でそこらじゅうで人が死ぬ時代があったんだし、今もあるのか、と思った。
あと、戦場のピアニストでドイツ兵役をやっていたトーマス・クレッチマンがこの映画にもドイツ兵として出演していて、ハ！！！あのドイツ兵の人やん！！！ってなった。
ヒトラー役の人がヒトラーになりきっていた。常に手が震えている感じ、実際のヒトラーも最期あんな感じだったんだろうか。
