ヒトラー 〜最期の12日間〜のもももーのネタバレレビュー・内容・結末

本当に見るのが辛かった。
戦争はテレビでしか知らないし、心理状態なんかわかるはずもないけど、眠らせた自分の子供を一人一人服毒させていくシーンが何よりも辛かった。
この映画の主人公はヒトラーや名のある将軍ではなく、秘書でもなく、むしろそこらにいる兵士や市民だと思う。
日本においては戦争のない時代が80年近く続いていて、近くの台湾に火種がある状態で、全く遠い世界の話でもない。
情報通信網が発達した今、ここまでの洗脳状態や独裁が日本でまかり通るとは思わないけど、逆に集団心理に動かされやすいのは怖いところ。
流されずに自分の考えを持っていたいし、ある程度はそうしてるつもりだったけど、コロナ禍を過ごしてみて、そうでもなかったと反省。