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ヒトラー 〜最期の12日間〜のcocoのレビュー・感想・評価

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)
3.8
ジョジョ・ラビットからの
ヒトラーの最後に興味がわいて
コチラを鑑賞。

タイトル通りヒトラーの最期の12日間を
当時秘書だった女性目線で語られるお話。

過去何本も戦争映画を観てきたはず
なんだけど、ヒトラーの最期を、そう言えば知らないなーと思って観てみたので
そこを知れて良かった。

戦争映画を観るといつも思うのは、
結局何の意味があったんだろうとか、
誰が得したんだろうとか、結局戦争で
幸せを得られる人なんていなくて、
失う物の方が多すぎるって事。

どんなに極悪非道な人も、そちら側目線で
観ると、その人にはその人なりの正義が
あったり、家族がいたり…

ほんと悲しい。

ジョジョ…もだけど子供が犠牲になるのは
辛い。コチラの作品では犬も。

ジョジョに比べると笑いは、ほぼ無い
けど、長い割に特に飽きる事なく
見やすかった。

ヒトラーを演じた主演のブルーノ・ガンツ
の演技力に実際のヒトラーを知らないけど
多分ソックリなんだろうなぁと思わせる説得力が
あった。

そして秘書役のアレクサンドラ・マリア・ララさんの美しさも惹きつけた大事な要素かも。

この作品だけだとヒトラーに同情してしまいそうだったけどユダヤ人600万人が殺されたって数を見せられたら目が覚めた。

エンドロール前に流れる登場人物のその後で
刑期後、釈放されてる人が多くて意外だった。
みんな終身刑なのかと思ってた。
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