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チェイサーのtyapiokaのレビュー・感想・評価

チェイサー(2008年製作の映画)
3.5
犯人と主人公の遭遇が思いの外早く、引き込まれる。犯人のへらりとした演技がよい。逮捕後も子をもつ母の安否という不安材料があるのがよいスパイス。動機という謎もある。子役のツンとした可愛らしさと主人公のアンバランスさも見ていて楽しい。ワイパー越しに泣かせるのもいい見せ方。そのあと行方不明になる緊張感もよい。短時間で疑似親子にさせたからのその見応え。しかし、もとは雇った娼婦という関係性で執着するほどかと引っかかる。警察くそばかなのも釈放もハラハラした。しかし、そこからの展開は韓国映画あるあるの暗い胸糞。韓国映画ってどれを観ても似た気分になる。
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