虎舞羅ーコブラー

チェイサーの虎舞羅ーコブラーのレビュー・感想・評価

チェイサー(2008年製作の映画)
4.0
2004年に起こった"ソウル20人連続殺人事件"をベースとした、クライムサスペンス映画。

・あらすじ
元刑事のオム・ジュンホは、デリバリーヘルスを経営していた。ある日、ヘルス嬢たちが次々と失踪する事件が起き、彼は彼女たちに渡した高額な手付金を取り戻すため、捜索を開始する。そして、ある一人の男に辿り着くのだが…。

・感想など
胸糞悪い…でも嫌いにはなれない、それが私にとってのこの作品の魅力。
見ていて「見えない目撃者」もこの作品の影響を受けている様に感じました。実際、森淳一監督もこの映画を参考の一つにしたそうです。
中々見応えのある作品でした。演出やハイスピードな編集も凝っていて、特にあるシーンはモノクロになっているのですが、それが観客に与える絶望感を倍増させていました。