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パリの恋人のmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

パリの恋人(1957年製作の映画)
3.9
オードリー・ヘップバーンとフレッド・アステア主演、スタンリー・ドーネン監督による、パリを舞台にしたおしゃれなミュージカル映画。
原作はレオナード・ガーシュ。
曲は、製作者イーデンスが作曲した新曲以外はジョージ・ガーシュウィンのもの。"ス・ワンダフル"と"ファニー・フェイス"はスタンダード・ナンバーに。
原題: Funny Face(1957)

ニュー・ヨークのファッション雑誌の編集長(ケイ・トムスン)は、新しいモデル像「ミス・クォリティ」を創造し、世界的デザイナー(ロバート・フレミング)に衣裳を作らせて、芸術の都パリで売り出す企画を立てる。
ファッション・カメラマンのディック(フレッド・アステア)は、グリニッジヴィレッジの古本屋に勤める娘、ジョー・ストックトン(オードリー・ヘップバーン)を見出し、彼女が崇拝する「共感主義」の哲学者・フロストル教授(ミシェル・オークレール)に会えることをエサにパリに連れだす。
ファッション・モデルに興味のないジョーは、撮影はさておき、フロストル教授が現れるカフェー(サロン)に行きたがる…。

「彼女の気持ちになれば行く先が分かるわかはずよ」

随所に登場するパリの名所、
オードリーの華麗なファッション、
アステアはもちろん、子どもの頃バレリーナを夢見ていたオードリーの素敵なダンス・シーン、
これらが豊かな色彩を駆使した美しい映像で展開されます。
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