ウクレレまさあき

グラン・プリのウクレレまさあきのレビュー・感想・評価

グラン・プリ(1966年製作の映画)
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古き良き時代のF1サーカス、4人のドライバーを中心に、レース、パーティー、恋愛、事故、そして葛藤。
モナコ(トンネル、海岸線、ヘアピン)に始まり、フランス、スパ(オールージュ)、イギリス、ドイツ、最後はモンツァのオーバルと、観客が溢れるサーキットに往年のマシンがリアルに爆走する迫力の映像がたまらない。

‘60年代ヨーロッパが堪能できて、レースシーンもふんだんにある3時間弱。いい意味でこれだけダラダラ観てると、本当のレースと錯覚する。
三船はカッコいいし、でっかい「禁煙」看板も味がある。
一方で、レース中の事故のなんとも言えない空気もしっかり描かれている。これもまたレース。悲しいけど。だから悩むのだろう。
最近のF1は見てないけど、最高峰のレースをやっぱり生で感じたい。

『栄光のル・マン』も観たい。