すぎち

グラン・プリのすぎちのレビュー・感想・評価

グラン・プリ(1966年製作の映画)
3.8
オープニングのOVERTURE
約5分間はなんか意味あるのかな?

1960年代の葉巻型F1時代の格好良いマシン、迫力のあるレースシーンは美しいし、車載カメラからの映像は自分が乗ってるような気持ちになれて良い

1960年代にこの映画を制作してるのがすごい

モナコグランプリでチームメイトのストダードとの接触事故でBRMチームのオーナーから反感を買い解雇されたピート・アロン

そんななか三船敏郎が演じる実業家・矢村伊造のヤムラがF1に参戦する

時は経ち矢村は2年間F1で勝てないなか
F1ドライバーを浪人していたアロンに声をかける…

矢村の日本流のおもてなしと真っ正直な性格にアロンは惹かれてチームに加入…

バーリニ、サルティ、ストダード、アロンの最終戦までの四つ巴

ラストのチャンピオン争いの舞台であるイタリアグランプリ…勝者は果たして

追記
・当時走っていた本物のF1ドライバーが出演しているのも見どころです

しれっとグラハム・ヒルとか出てるし

・三船敏郎さんが英語で話す場面は格好良いですね
常に絵になる男

・ストダードはあんな大きな怪我をして同じシーズンで復帰とか現実ではあり得んでしょ

むしろ昔のマシンならモナコの事故でガソリンタンクが破裂して炎上してると思う←

・昔のモンツァってすごいバンクがあるのね…驚き

・当時のF1における安全性のなさやドライバーの妻や恋人たちとの生活や葛藤なども描かれている
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