すてふ

グラン・プリのすてふのレビュー・感想・評価

グラン・プリ(1966年製作の映画)
3.5
F1。原作はノンフィクションらしいが、かなり脚色されたフィクション

レースシーンがとにかく良い
車載カメラで見せるドライバー視点やペダル・シフト・ステアリング操作は、同乗してるような臨場感

「危険な事をする奴には想像力がないのさ」という台詞どおり、今みるとあんな無防備なマシンで疾走するのは自殺行為に思えるほど

レース以外のストーリーは全く面白くなかった。男同士のバトルより不倫が絡んだ男女関係の縺れに焦点が当てられている印象

当時参戦していたホンダをモデルにした日本のワークスチーム「ヤムラ」が登場し、本田宗一郎を思わせるオーナーを三船敏郎が演じている


受賞:アカデミー編集、録音、音響
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