テンポが早くて3時間もあるのに最後まで画面に引き込まれた。
基礎知識として共産主義や赤狩りくらいは知っておくべきだった。
なぜノーラン監督が伝記を撮ろうと思ったのか、それが感じられただけでも良かった。
「キップ・ソーンと一緒に仕事をしたことによって、量子力学に興味をいだくようになったことがこのプロジェクトに繋がった。というのも、アインシュタインの一般相対性理論に続いて、オッペンハイマーとその同時代の人々が取り組んでいた『古典物理から量子力学へ』という科学的思考の転換は、人類のあらゆる思考における最も重要なパラダイムシフトだったからだ」