ロイドって陰キャ気取りだけどめっちゃイケメンだよな

初ロイドのトーキー映画。キートンもそうだったように、ロイドもトーキー映画に上手く順応しているとは思えず。
サイレントコメディ特有の倍速の上演、そして終始流れる音楽も無い。
実際、この2点が無いことで失った物はかなり大きいと思う

故にゆったりと会話で進行するのみの勝負になってしまい、
ロイドの良さが霞んでしまっている印象。
そもそもコメディ映画なのか
ジャンルそのものが分かりづらい。

終盤、ロイド特有の
一般人に失礼な事をしまくって怒りを買い
人々を目的地へと誘導する流れが今作でもあるのだが、
ここもトーキー映画のゆったりとした流れではどうも緩い。
淡々と失礼な事をしているだけに見えてしまう。

BGMかけるのはもうちょい
後の世の事なのか。