いろは

ターミナルのいろはのレビュー・感想・評価

ターミナル(2004年製作の映画)
4.1
母国が戦争により失われてアメリカの空港から出ることができなくなった不運な男の物語。全体的にコメディタッチで面白く描かれているが、この主人公のビクターがなんとも純粋で、ニューヨークに行きたい理由にも心を打たれる。
言語の通じない場所でこうも前向きに行動できるだろうか?わたしには絶対できないなあと思った。別室に連れて行かれただけでびくびくしちゃうし、そもそも言葉が通じないという点で臆してしまう。笑
それだけビクターの成し遂げたい気持ちが強かったということなんだろうなあと思うと涙腺にきた。
だからといって本当に空港で生活するのか?というツッコミは置いといて。笑

とにもかくにもユーモアに溢れるあたたかい作品。話が通じているようで通じてなかったり、その逆もまた然りで、小ネタも多くて面白かった。一度観ていて損はない。おすすめ。
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