アメリカへのフライト中に自国がクーデターを起こし、突然無国籍人間になってしまう主人公。JFK空港から出られず、ターミナルでの生活が始まる…。
架空国家クロコウジアからやってきたナボルスキーさん。突如パスポートが無効になったと伝えられるが、英語がわからず愛想笑い。ターミナルに出て見たニュースで自国の惨状を知り、自分がここから出られないと悟った絶望の顔があのパッケージに。笑
不憫な役がとことん似合うトムハンクスですが、ナボルスキーさんの意外なポジティブさに思わず笑ってしまいます。
悲しいかな人生は苦難の連続で、理不尽なことだって起きるんだよ、でも前向きに生きることってこんなに素敵なんだよ!と言うのを教えられたような気がする映画でした。
空港について英語の話せないナボルスキーさんが、「クロコウジア!クロコウジア!」と言うシーンが脳裏について離れません…。笑
本当に不憫な役がぴったりなトムハンクスでしたね。