FREDDY

ジャッジ・ドレッドのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

ジャッジ・ドレッド(1995年製作の映画)
1.8

このレビューはネタバレを含みます

未来社会の法の番人を務めるタフガイの苦悩と戦いを描いたSFアクション作品である本作。印象としては、ジャッジ・ジョゼフ・ドレッドを演じたシルヴェスター・スタローンやファーゴ長官を演じたマックス・フォン・シドー、ジャッジ・ハーシーを演じたダイアン・レインなどといったキャスト陣の共演には胸が熱くなりましたし、リコを演じたアーマンド・アサンテやファージーを演じたロブ・シュナイダーも目に残るものがあり、それぞれが演じた登場人物らも若干キャラクター性に欠けるが個性的。そして、西暦2139年、秩序が乱れた犯罪都市「メガシティ・ワン」を舞台に、法を冒した人間には容赦なく裁きを下す、「ジャッジ」といわれるエリート集団の中でも最も恐れられている本作の主人公ジャッジ・ジョゼフ・ドレッドを軸に描かれる物語は、わりと安易な展開を見せるので面白みに欠けるものではあるのだが、基盤となる設定や世界観は嫌いではないですし、気軽に楽しめる内容となっているので、決して悪い作品ではないかと。ただ、95年制作の作品なので古臭さは当然ありますし、舞台となる近未来都市や登場人物らが身に着けている衣装はとてもチープで、今観ると"近未来"というもののイメージは薄く"時代を感じざるを得ない"といったところ。それでも暇つぶしには最適なSFアクション映画だとは思いますし、オススメは難しいが個人的には最後まで楽しめました。
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