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40歳の童貞男のMavisのレビュー・感想・評価

40歳の童貞男(2005年製作の映画)
3.4
40歳のピーターパン。

典型的なピーターパン症候群の話だった。大きな子供のような主人公・アンディ。子供っぽいって言うのは、わがままとか無責任とかじゃなくて、趣味(テレビゲーム、フィギュア集めなど)とか、性的なものを敬遠しがちなところが子供っぽい。子供が財力を持ったらこうなるのだろう。

だけど、ナンパしろと言われたらしっかりできるし、キスはちゅっちゅするし、童貞っぽくないところもある。これは文化もあるだろうなぁ。日本の40歳の童貞だったら、キスもしたことないぞ、多分。

あと思ったのが、40歳という絶妙な年齢。絶妙に現実味がある。これ以上年齢が上がるとむしろネタにしそう。性格もあると思うけどね。

仲良しの同僚達が好き。みんな(いい意味で)馬鹿で笑える。でも、この同僚のストーリーが半端に終わっちゃって、なんだか消化不良だった。最早ゲイってオチがよかったなぁ。(適当)
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