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都会の哀愁のmnsのレビュー・感想・評価

都会の哀愁(1928年製作の映画)
4.0
土1にて。周りにどれだけ人とモノが溢れていても、投げた視線を受け止めて、自分にだけ返してくれる存在がいないと孤独を感じるというのは、どの国どの時代でも同じだった。遊園地の群衆の映像がダイナミックで見入ってしまったし俄然『サンライズ』がみたくなった。

部分トーキー、部分カラーはモノクロサイレントに慣れた当時の観客を置き去りにしないようにする創意の賜物。今観れば、ここぞという会話場面で肉声が聞こえてくるのはドラマチックでもある。だがしかしそんなことお構いなしに延々と続くキーボードを叩く音…涙
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