爆裂BOX

第7鉱区の爆裂BOXのネタバレレビュー・内容・結末

第7鉱区(2011年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

「グエムル 漢江の怪物」に続く韓国産モンスター・パニックですね。
東シナ海に浮かぶ「第7鉱区」で石油採掘作業を行う巨大石油ポーリング船にて謎の怪物が現れ作業員たちと死闘を繰り広げるという内容ですが、石油ポーリング船を舞台にした「エイリアン」という感じですね。または韓国版「リバイアサン」かな?
前半は石油採掘を行う主人公達を描いてキャラ紹介を一通り済ませた後は、モンスターの襲撃が始まりそこからずっと戦いを繰り広げるので結構飽きずに見れましたね。
モンスターは最初は小さいクリオネのような姿ですが、巨大化した後は「バイオハザード4」に出てくるデルラゴに似た姿になります。終盤火傷で真っ赤になった姿は「バイオハザード6」の変異シモンズ彷彿しました。どんな攻撃喰らっても倒れないしぶとさも変異シモンズ彷彿しました。ちょっとしぶとすぎて終盤ちょっと飽きてきちゃいましたね。
男勝りの主人公を演じたハン・ソッキュは前半白タンクトップ姿を披露してくれて眼福でしたが、中盤からはずっと作業着姿だったのは残念。主人公と常に行動共にする彼氏や、お調子者のコンビ、肝心な時にチキンな隊長、頼りがいがありそうに見えて実は…な船長などキャラは類型的な所もありますが悪くなかったんじゃないでしょうか。
モンスターと戦いを繰り広げながら何とか脱出を目指す中で次々死んでいく展開はお約束ながら飽きませんし、主人公以外皆死ぬのはちょっとビックリ。彼氏は生き残ると思ったのに。
船長とモンスターの戦いは中々見応えありましたね。しかし韓国の石油ポーリング船には自爆ボタンついてるのか(笑)
所々CGが雑な所はりましたね。特に主人公と彼氏がバイクでレースする所は背景と浮いてる所がありましたね。
最後、主人公が海底で採掘機に掘られた仲間のメッセージを見る所は切なくて良かったと思います。
新鮮味はないですが、モンスター・アクションとしてはそこそこ楽しめました。