Aoyagi

ザ・セルのAoyagiのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・セル(2000年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます


純粋に新しい臨床家の療法としてありえそうだなと感じました。

精神に問題がある犯罪者の心に入り込み、僅かな希望(少年の姿)をみて治療の余地が残されていることを知る。

これは、人間の根本が善であるという主張だと思います。

対象の心に入るのではなく、受け入れる事で望みを叶え、犯罪者の飼い犬を引き取り彼の分まで生きていくという作りは素晴らしいです。

最後は、ずっと成果が上がっていなかった対象者を治療するという終わり方も後味が良い秀作です。
Aoyagi

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