やむちゃ

第5惑星のやむちゃのレビュー・感想・評価

第5惑星(1985年製作の映画)
3.7
備忘録
1986.6に鑑賞。

SF映画だが、ヒューマニズム溢れたドラマにウェイトが置かれた作品。
戦争をしている地球人と異星人が同じ星に不時着。対立を経て、協力しながら生き抜こうとする。途中で異星人は妊娠(自然に妊娠する種族)するが、出産時に亡くなってしまう。地球人がその子供を育て、元の星に戻れるように奔走するというお話。

ルイス・ゴセット・ジュニア演じる異星人が知的レベルが高く冷静で、感情的になりがちな地球人(デニス・クエイド)と、序盤は対象的に描かれる。

現代にも通じる[多様性」が描かれるが、当時は男性(と思っていた)の異星人の妊娠、出産、そして地球人の育児には驚かされた。

異星人は家系について歌で伝える習慣があり、その歌を引き継いだ地球人が唄うシーンは感動的だった。
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