他人よりもいいモノを食べて、いい服を着て、たくさん旅行して、それを自慢気に語り、あらかたマウンティングを終えると満足し、上から目線で見下す輩が現代社会には多いですが、そんな人に観て学んで欲しいです。
人と自分を比較する生き方が如何に醜く、意味のないことか、2時間の映像でわかります。
『自分のやりたいことを他人の目を気にせずやりきる』こと、これが生き方の本質の一つとされていますが、それに対し真正面から挑んだ若者の実話がこの映画です。
主人公は自分の気持ちに正直で、全くプライドが高くありません。よって、世間体を気にせず自分のやりたいことをやることができます。
この姿勢だけでも、現代のSNS病に掛かった人達は見習うべきでしょう。
承認欲求を捨て切るきっかけになる映画だと思います。