むーたち

アントマン&ワスプ:クアントマニアのむーたちのネタバレレビュー・内容・結末

1.0

このレビューはネタバレを含みます

予告であった「娘との失った時間を取り戻したいか」的な台詞が本編になかったのがまず一番のもやもやポイント。

次に時間を操れると言っていたし未来から来たということなので、劣勢になったら時間を戻すこともできたはず、と思ってまたもやもや。

あの船はタイムマシンではなかったのかな?量子世界から脱出するためだけの船?とにかく「こうやったらタイムトラベルできます」という描写がなく、時間を操れるとだけ情報があったので(ロキではスーツ無しで時間を操ってた)、現地人軍団や蟻軍団が猛攻仕掛けているとき「いつカーンは時間を戻して劣勢を無かったことにするんやろう、そしてどうやって話を終わらすんやろう」と勝手に想像して楽しみにしてたら「うおおお」と言いながらやられたので拍子抜けした。まぁ本編後のクレジットでカーンの恐ろしさがわかったので良かったけれど。。。

あとブラックパンサー1やウィンター・ソルジャーにあったようなパンチの効いたメッセージ性は無し!そこも不満点です。

今回のアントマン3は「カーンってこんなやつですよ!ヤバいですよ!」という紹介の回だったと思うがそれにしてはタイムトラベルの事があまり言及がなく残念でした。ジャネットの動きを止めてたのは時間を止めたからと思ってたけどただの念力だったのか?というかあの念力はスーツの力?最後のアントマンとの殴り合いで使ってなかったし。

あともやもや追加点としてはモードックが今回で退場になった点です。悪役としてまた出てきてほしかった。デッドプールにイジられるところが観たかった。

かなり私信が多くて勝手に不満点を増幅させてしまった感がありますがマーベル映画としてまぁまぁ楽しめました。
でももうちょいメッセージ性とカーンのヤバさをマシマシしてほしかったな…。悪役が余裕たっぷりに笑うシーンが好きだけどそういうシーンなかったし。。。

とにかく今後タイムトラベラーとしてカーンが出てくる以上は「こんだけ勝ってたのに時間を戻されて帳消しにされてしまった…!」という絶望からのドンデン返しを観たいです。次回作に期待!
むーたち

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