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イントゥ・ザ・ワイルドのtulpenのレビュー・感想・評価

イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)
5.0
ショーン・ペンはいつも人間の業や深い哀しみを抉るように撮ってきた。今回はクリスという青年の、無謀で無軌道ともいえる旅を肯定も否定もしない静謐な目で撮っているなぁとおもった。

クリスの両親の苦悩は計り知れない。旅の終わりにクリスも気づく・・・
Happiness only real when shared.
人は何かを成し遂げて得ることよりも、何かを失ってはじめてわかることのほうが多いのかもしれないね・・・。


静岡シネギャラリーにて。
2008.10/29 (51)通算1106
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