このレビューはネタバレを含みます
壁の向こう側で起こっていることは
一切スクリーンには映らないが
音だけでそれを脳に焼き付けてくる。
想像し得る知る限りの出来事が
目の前に見えている景色の向こうに
広がっていく恐ろしさを感じた…。
ザンドラ・ヒュラー
観るたびに
こんなにも印象が違うなんて凄いな。
もしも、
この映画と「落下の解剖学」が未見であるなら、
是非こちらを後で観ることをオススメします。
あんな台詞を聞いた後じゃ、
まっさらな気持ちで「落下の解剖学」はみられないからね。
余談ですが…
小さな劇場での上映、
前の席に、落武者か⁈思うようなヘアスタイルのおじさんが着席(頭の後ろが臭い)
暗くなれば見えないから問題なしと思ったのだが、
上映中 あたしから2つ離れた席の女性のapple watchが何度も何度も光って
その度におじさんの頭が浮かび上がる
やーめーてー!
怒りとやるせなさと情けなさと恐ろしさと哀しさの感情のごった煮状態の2時間でした。