このレビューはネタバレを含みます
終わり方が映画っぽくないなと思ったら実話を元にしていたのね。
自由や自然の感じ方は、歳を重ねるにつれて違ってくるんだと思う。若くして感じるものは全てが刺激的で魅力があるんだろうけれど、いずれ一輪の花に儚さを感じたり、大き過ぎる自然に恐怖したりする時が来ると思う。
学びだけでは感じれないであろうそれらに出逢わずして逝ってしまった彼。けれど人と関わって、人の気持ちに触れる尊さに気付いた彼。生きていて欲しかった。
大いなる自然は誰にでも平等で、ただいつもそこにあるだけなんだなぁ、と。
追記
この映画は男のロマンなんだと言われて妙に納得してしまった。なるほど。そりゃ付き合い切れないわ。