とても立派な建物が建ち並ぶ賑やかな街…と思いきや何やら様子がおかしい。
なんか埃っぽい？砂漠かな？？
いやいや荒廃した地だ、建物じゃないゴミの山だ！
そんな導入から、一体どんな物語なのだろうと、世界観に引き込まれた。
環境を守ろう、地球を守ろう！とは表向きにはそう見えるかも知れない。
しかし、それよりも生き方というものに焦点が当たっていたのではないかと思えてならない。どんなに堕落した生活をしていても管理され過ぎて、狭い世界で生き続けることは本当の幸せなんかじゃない。知らないことを知り、好奇心に突き動かされながら、過ごす時間は何物にも代えがたい。やりたくないことをやらない、やりたいことをやるだけが人生ではない、知らないことに好奇心を持ってこそ、目を輝かせて生きていけるのだろう。
