はらぴん

バグズ・ライフのはらぴんのネタバレレビュー・内容・結末

バグズ・ライフ(1998年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ラストがディズニーの中でもかなり厳しいですね…
私が想像しすぎなだけでしょうか…いや雛鳥三羽いましたしやはり…

それはそれとして、アリとバッタ、そして個性的なムシたちの真剣だけどすこしコミカルに描かれた一つの戦いのお話。面白かった。

視点は当然、虫。見慣れた色々なものがとても大きく描かれている。タンポポの綿毛で飛んでいく様はすこし憧れてしまうような…
一方で葉っぱが大きすぎて行く手を阻む障害物に。雨は天災、天変地異かの如く描かれる。
あまりにも行き届いた虫視点に、何度か驚いてしまった。そうか虫視点だとそうなるか!と納得してしまう場面がしばしば。

肝心の物語では、賢いがゆえに周りと違う行動をしてしまうフリックが、自分を信じ貫き、アリの仲間の未来を守る、勇敢な物語。
はぐれものになりながらも、後ろ指を指されながらも、時にくじけながらも、最後は仲間に認められるその姿はやはり感動的でした。
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