ヨダセアSeaYoda

ウォーリーのヨダセアSeaYodaのレビュー・感想・評価

ウォーリー(2008年製作の映画)
4.3
"問題を解決するより宇宙にいた方が楽だ"

"生き残るより、生きたい!"

【STORY】
 人類が皆宇宙へ移住した後の荒廃した地球で、唯一動き続けるお掃除ロボット "WALL・E(ウォーリー)"。
 宇宙から調査にやってきた最新型ロボットEVE(イヴ)に恋したウォーリーは、共に宇宙へ飛び出していくが…


【一言まとめ】
●ピクサー1の壮大なスケール❗️
●宇宙の美しさに感動
●感情豊かなポーカーフェイスが可愛い
●皮肉もたっぷり、希望もたっぷり


【感想】
《ピクサー久々鑑賞3貫》2貫目

 ピクサー1の壮大なスケールで描かれる、ディストピア&宇宙SF。
 宇宙の描かれ方は本当に綺麗で、星屑を見上げながらウォーリーが浮遊しているシーンは思わず「おお…」と声が出てしまいます。

 ウォーリーは目の形が変わらないので基本的にポーカーフェイスなはずなのですが、ちょっとした動きと声でああも表情豊かに見えるものか…と感動します。とても可愛いです。

 地球を捨てて宇宙で暮らす人々は、生活の全てを機械に任せており完全に赤ちゃん体型。人類への皮肉がたっぷり詰まっています。
 そうした、"もしかしたらいつか退化してしまうかもしれない人類" という諦め的な描写が目立つ今作も、さすがはディズニー/ピクサー。
 "もし退化してしまっても、きっと人類の心の中には希望が眠っているはず" と前向きな姿勢も見せてくれます。

 赤ちゃん体型の人間が意志を決して立ち上がる瞬間に流れる "あの映画の音楽"。
 あの映画のファンであれば歓喜&感動間違いなしですよね‼️

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観た回数:3回
直近の鑑賞:Disney+(20.09.07)
ヨダセアSeaYoda

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