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ウォーリーのtubure400のレビュー・感想・評価

ウォーリー(2008年製作の映画)
4.3
体調が悪い時とか暗い気分の時にPixar系は鉄板だと思う。『Wall-E』は冒頭数分だけ見てなんか暗い感じでそのまま数ヶ月放置していたけれども、思い切って観てみたらものすごく良かった。冒頭数十分、荒れ果てた地球で、ちょっといい感じのゴミをコレクションしながら、映画とか観つつ、寂しくも充実した生活を送るウォーリーの姿には、身につまされるものがある。そんな生活にかわいいearpodという雰囲気のイヴァが登場して、そこからのいじらしい恋物語風の展開も、あざと可愛いものがあって、憎めない良さがあった。

そこからドタバタした展開(起承転結の転というか)を経て、暖かなラストを迎えるところもさすがのお家芸という感じがあって、安心感がある。肥満の船長のi don't want to survive i want to live!という叫びに、やはり身につまされるものがあって、元気が出た。
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