レナ

パラダイン夫人の恋のレナのレビュー・感想・評価

パラダイン夫人の恋(1947年製作の映画)
3.2
半分を占める法廷のシーンは見応えがあったが、どこか不完全燃焼。
パラディン夫人へ惹かれる弁護士キーンの気持ちやそれに対するキーンの妻ゲイの嫉妬、夫人と世話人の関係性などが、どれもぼやけていて説得力に欠けるせいか。また法廷の展開もまどろっこしく感じ、しかも真相は途中でだいたい分かってしまう。

パラディン夫人に対してもゲイに対しても、ことごとく弁護の結果が裏目に出てしまうキーンは気の毒。
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