OMIYAKOHEI

ルル・オン・ザ・ブリッジのOMIYAKOHEIのレビュー・感想・評価

ルル・オン・ザ・ブリッジ(1998年製作の映画)
2.0
大好きな作家、ポール・オースターが監督を務めているだけでなく、これまた大好物の役者ハーヴェイ・カイテルとウィレム・デフォーが出演しているのだから、まあそれだけでも楽しめた。しかし映画としてはどこか単調でクセが無さすぎる。カメラワークや美術も“無難”感が否めない。“舞台を写した映像”を観ているような印象。“ブルー・ストーン”を夜の道端で見つけたり、女の求める言葉を吐いたり、電話の先で事件が起きたり、小説『幻影の書』を連想するシーンをいくつも見つけた。
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