ジョージ・W・ブッシュと大統領選をして僅差で当選できなかったアル・ゴアによる環境問題の現実を追ったドキュメンタリー
最近、読んだ本で「カトリーナが洗い流せなかった貧困のアメリカ」という本を読んだのですが、ここにはカトリーナがここまで拡大したのは、発生後の対応の遅れによる人災の部分、イラク戦争の長期化により、ニューオリンズの堤防修復工事へ予算が割けなくなったことにより堤防が決壊してさらに被害を出したなどが書かれていました。
その上でこの映画を見ると、カトリーナは予測されていたこと、そしてカトリーナの発生は環境問題を無視した人類の生産活動による地球温暖化がもたらしたものであるなどが語られていた。
もしを考えることに意味は無いが、ブッシュとゴアの大統領選挙でゴアが当選していたら、カトリーナの被害はあそこまで深刻にならなかったのではないか、イラク戦争は起きたのかなど思ってしまった。
環境問題の裏には既得権益があり、新しいエネルギーを作るとこれまで儲けていた人が儲けれなくなるからなのでは無いかと思った。日本の原発の問題も同じだろう。
