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テイク・シェルターのねるねるのレビュー・感想・評価

テイク・シェルター(2011年製作の映画)
2.5
本作はサイコスリラーと紹介されているけど、家族の再生の物語に思えた。シェルターを出る時にサマンサが言った「私が開けたら何も変わらない」「あなたが開けるべきなの」のセリフ。カーティスが抱える問題を自分で克服し、家族としてやり直そうと夫に伝えるサインである。

カーティスは妻の言葉に勇気を得てシェルターの扉を開ける。精神科にも行き、人生をやり直そうとバカンスに出かけた。そこでの急展開。唖然とした。ヒューマンドラマで終わりじゃなかった。ジャンルには拘らないけど、けど、この類のどんでん返しは初めてだったかも。

主演はジェシカ・チャスティンとマイケル・シャノン。二人とも好きな俳優なので共演は楽しみだった。マイケル・シャノンは大柄で鋭い眼のコワモテ。悪役をやらせたら存在感バツグンだし、チョイ役の脇でも強い印象を残す。重要な役も増えて、彼の時代が来たなあって嬉しくなる。
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