ねるねるさんの映画レビュー・感想・評価

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シティ・オブ・エンジェル(1998年製作の映画)

3.0

ニコラス・ケイジは突然大人になった少年のような天使役。
メグ・ライアンのファッションが好き。ルーズ目なジャケットにパンツ、足元はフラットシューズ。あの髪型はメグだからキュートだけど絶対マネしちゃダメな
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白い帽子の女(2015年製作の映画)

2.0

いったい何を見せられたのやら。アンジー、独りよがりが過ぎないか?クレジットがアンジェリーナ・ジョリー・ピット。添い遂げるつもりだっんだろうなあ。

なんてことないシャツとパンツが似合うブラピ。こんな作
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クリミナル・サスペクツ(2001年製作の映画)

3.0

サクサク観れて面白い。評価低すぎだと思う。

無関係に思えた人達が徐々に繋がってくるんだけど、人物整理で頭の中クルクルしてる自分がおかしかった。
レニーが最後にやらかしてくれて実話だからよけい笑えた。
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ユージュアル・ネイバー/マッド・マザー 生贄の少年(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

アンディは学校にも通えない体の弱い少年。実は臓器移植の為に新生児の時に誘拐され、薬漬けで身体の自由を奪われていた…っていう展開。
少年になるまで育てたら普通は愛情が湧くのに、そうならないところに逆に怖
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マンハッタン・ラプソディ(1996年製作の映画)

3.5

意外な驚きがいっぱい詰まってた。
まずはおしゃべりジェフにビックリ。『恋のゆくえ』の寡黙なピアノマンはどこいった?高めのキーでしゃべるしゃべる。

ローズのママがローレン・バコールだったのも驚いた。そ
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ボーダー 自由への扉/シーラーズの9月(2015年製作の映画)

2.5

イラン革命後のテヘランからユダヤ人一家(察し)が脱出するまでの物語。
富める者と貧しき者、支配者と従属者。革命で立場が逆転する様も描かれるが、アメリカ目線で反イスラム的という指摘を考慮しても、映画とし
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

1.5

いわゆる胸糞って言われる作品より、自分的にはこーいうのが本当の胸糞。
トリアー監督は『ニンフォマニアック』でダメで『ドッグヴィル』ダメで、今作で決定的に苦手な監督入りした。マット・ディロンの眼が本当に
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テイク・シェルター(2011年製作の映画)

2.5

本作はサイコスリラーと紹介されているけど、家族の再生の物語に思えた。シェルターを出る時にサマンサが言った「私が開けたら何も変わらない」「あなたが開けるべきなの」のセリフ。カーティスが抱える問題を自分で>>続きを読む

ダンス・ウィズ・ア・ストレンジャー(1984年製作の映画)

2.0

若きルパート・エヴェレット目的に鑑賞。
1955年におきたルース・エリス事件の映画化。U-NEXTの作品紹介で悲劇的な結末は予想できるから、見続けるのがキツかった。

ルースとデヴィッドの関係は堕ちる
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少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

3.0

時系列シャッフル(し過ぎ)は苦手だけど、これは効果的だった。
自分だけを見てて欲しかったんだろうけど、それでサイコパスになるかな。

ジョン・C・ライリーのインタビューが作品を理解するヒントに少しだけ
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

2.5

ふぁ???ってなった。
リンチの『マルホランド・ドライブ』風味(レベルは雲泥)。他にもヒッチコックを筆頭に名作へのオマージュが散りばめられていることは何となくわかった。

たくさんのキーワードやメタフ
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ヒトラーと戦った22日間(2018年製作の映画)

3.5

1943年10月14日にソビボル絶滅収容所で起きた反乱・脱走を描いている
映画をきっかけに調べて史実と知って、怖ろしいほどの衝撃を受けている。
“なぶり殺し”ってこういうことだ。もてあそんで苦しめなが
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特攻大作戦(1967年製作の映画)

3.5

リー・マーヴィン、かっけー。さすが元海兵隊らしく軍服姿が決まってる。193cmでスタイルが良いからドイツの軍服も似合っちゃう。

ずっとシリアスな戦争モノ観てたから、久々に何も考えずに楽しめた。テレビ
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U-571(2000年製作の映画)

3.5

後半1時間ずっとハラハラしてた。潜水艦の閉鎖空間って緊迫感ハンパない。ソナー音がもうホラー。潜水艦ものって音響大事だな。

限界超えた深海に潜るのやめて欲しい。艦体ミシミシ、ボルトが吹き飛んで海水ブシ
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偽りの忠誠 ナチスが愛した女(2016年製作の映画)

3.0

WW2下のドイツ将校とユダヤ人女性のラブストーリー。小粒な作品だけどそんなに悪くなかった。
リリー・ジェイムズは若手女優では演技が上手いと思う。思い詰めた表情がキレイ。
あれだけリリーが体張ってるのに
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白鯨との闘い(2015年製作の映画)

3.5

『白鯨』のモデルになった捕鯨船エセックス号の沈没事故を映画化。『白鯨』の映画化じゃなかった。邦題ややこしい。

前半、捕鯨船の描写が面白く目が離せない。帆船用語、捕鯨の目的が肉より油、知らない事だらけ
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スターリングラード(2000年製作の映画)

4.0

WW2のターニングポイントであり、最も激しい市街戦となったスターリングラード攻防戦を描く。
冒頭20分が最大の見所。銃が足りず、兵士の半分は銃弾だけを握りしめて突撃し、死んだ兵士の銃を拾って戦う…もう
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総攻撃(1950年製作の映画)

3.5

フィルマが低評価でハードル下がってたせいか、予想以上に面白かった。本物の映像が違和感なくストーリーに編集されているのも高評価。

『プライベート・ライアン』との相似点が多い。中隊長が元教師、軍曹が歴戦
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アス(2019年製作の映画)

2.5

女優さん達の演技が良かった。特にエリザベス・モスがイッちゃった表情で口紅塗るとこ。
後でピール監督の主題に関する記事を読んだが、そこまで読み取れなかった。鑑賞者としてダメダメだし、ホラーを怖がれないん
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ギフト(2000年製作の映画)

3.0

真犯人探しのサスペンス物だが、人物配置が分かりやすく途中で読めてしまう人も多そう。
脚本のビリー・ボブ・ソーントンが母をモデルに書いたそうだ。母が占い師!真犯人よりも驚いた。

精神的に病んだ青年役を
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カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

3.5

音がとても印象的だった。雑踏と会話のノイズ、サックスの音色とジャズ、何度も流される盗聴テープの会話、電話のベル、不安をかき立てるピアノの旋律。

ジーン・ハックマンが疑心から妄想に囚われていく男を静か
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ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

4.0

ジョルジュ・シュルイツァー監督はリヴァー・フェニックスの遺作『ダーク・ブラッド』の監督として記憶していた。こんな救いのない胸糞サイコ・サスペンスが代表作だったとは。

普通の人間に見える男がある日、正
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π(1997年製作の映画)

3.5

ダーレン・アレノフスキーのほとばしる才気に圧倒された。階調の粗いモノクロ、ショットの切り替わり、映像センスにクラクラする。

人間色々な物に取り憑かれるが、数字に取り憑かれると行き着く先は脳。脳こそが
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

2.5

「天使のように美しい17才の少年 なぜ彼はその身を悪に捧げたのか」
チラシにある文章だが、鑑賞後でも答えがわからない。原題はシンプルに『天使』なのに、この邦題。美少年の同性愛モノ?と先入観を植え付ける
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馬を放つ(2017年製作の映画)

3.0

キルギス人は草原を駆けていた騎馬民族。ソ連邦解体で独立したが伝統が失われゆく流れは止まらない。資本主義経済、急速なイスラム化は小さなコミュニティを分断する。

ケンタウロスと呼ばれる男だけが憂いと怒り
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トト・ザ・ヒーロー(1991年製作の映画)

3.5

『ミスター・ノーバディ』の監督かあ。ああ、なんか分かる。
甘酸っぱくて悲しくて苦くてやるせなくて、でも明るい。時系列ごっちゃに加えて妄想もあって、でもすんなり物語に入れる。マジックがいっぱい。
最後は
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ジェノサイド・ホテル(2017年製作の映画)

3.0

配給会社の無神経さに引く。多数の死傷者が出たテロ事件が基なのに、この邦題はアウト。宣伝文にリアリティック・アクション・スリラーって使うのもどうかと思う。

B級パッケージに反して内容はちゃんとしてた。
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

2008年にインドで発生した同時多発テロの映画化。武装テロリストに占拠されたホテルからどうやって脱出するのか。無差別殺戮の恐怖の中、勇気ある行動をしたホテルマンたちの姿が感動を呼ぶ。

最も卑劣なのは
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ラッキー(2017年製作の映画)

-

ハリー・ディーン・スタントンに当て書きした脚本。エンディング曲まで含めてハリーに捧げられた作品。

ラッキーに教えられた。笑おう、ウンガッツ(無)のその時まで。「独り(Alone)の語源はみんな1人(
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.0

ハーレイ・クイン、大活躍してた。丁寧に生い立ち紹介してくれるからよけい好きになる。
警察署に殴り込む時の武器がいいな。遊び心あるしパーティみたいで盛り上がった。

マーゴット・ロビーって本当に運動神経
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ワイアット・アープ(1994年製作の映画)

3.0

47年間ジョージーと仲むつまじく連れ添ったんですか、そうですか。「君を想うと手元が狂う」ほほお、ガンマンとして感情を封印してたと。わかるわあ…ってなるかーい!

本作の弱点は主人公ワイアット・アープの
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42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

3.5

1990年代の映画を観たような錯覚に陥った。チャドが主演なんだからそんな古いはずがないのに、音楽もストーリーラインもあの年代の懐かしい匂いがした。

最初の一人目の凄さ、偉大さをしみじみ感じた。メジャ
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戦場からの脱出(2006年製作の映画)

3.0

ベトナム戦争初期、捕虜になったディーター・デングラーの実話が原作。
『ディアハンター』の捕虜シーンがトラウマ(再鑑賞したいのにできない)なのだが、これは許容レベルだった。ディーターは生還したから本も書
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