えいこ

コックと泥棒、その妻と愛人のえいこのレビュー・感想・評価

4.0
リシャール・ボーランジェが好きだった若い頃に観て、圧倒された記憶。

音楽と舞台、衣装の素晴らしさたるや。本作をきっかけにマイケル・ナイマンにハマる。物語と演出は悪趣味なのだが、赤、白、緑、青…印象的なライティングのコントラスト、舞台、たたみかける音楽。下品な泥棒に対してインテリな愛人。コックと妻もクールで素敵。世界観で魅せる映画。
悪趣味の極致であるラストに打ちのめされる。
えいこ

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