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リトル・ヴォイスのchaooonのレビュー・感想・評価

リトル・ヴォイス(1998年製作の映画)
3.6
優しかった父親の死後、ほとんど口を利かず、部屋に閉じこもる日々のローラ(ジェーン・ホロックス )😞
癒しを与えてくれるのは父が遺したジュディ・ガーランドやシャーリー・バッシー、マリリン・モンローの部屋いっぱいに埋め尽くすレコードたち🎶💕
いつしかローラもスターたちそっくりの歌声を放つように🎶✨✨
その才能を知ったローラの母親の彼氏(マイケル・ケイン)が金儲けを企み舞台へと引っ張り出す🎙

冒頭からフランク・シナトラの小粋な音楽で物語に引き込んで来る音楽ドラマ🎶
リトルヴォイスの呼び名の通り、か細く喋るローラ☺️
声を荒げる時もソフトなボリューム😂
ただ歌い出すと、まるで別人のように異彩を放つ✨✨✨
ジュディにそっくりな歌声でホントにびっくり😳💕
他の方は似てるのかはよく分からない😇けど、素晴らしい歌声👏🏻✨

もともとは歌の上手いホロックスのために書いかれた戯曲らしく、サム・メンデス演出で1992年にロンドンで初演された舞台を、マーク・ハーマンが映画化🎬
舞台→映画も引き続きホロックスが主演🎶✨
メンデスとホロックスは付き合ってた時期もあるのね🤭💕

"ゴールド・フィンガー♬"や"ショウほど素敵な商売はない♬"など、ローラの歌のラインナップもテンションが上がってミュージカルみある😍🎶

内気なローラに恋するのは、鳩を愛する気弱な青年ユアン・マクレガー🐦
普段のイメージでは考えられないくらい、オドオドしてて可愛い🤤💕
観る前は完全ミュージカルだと思ってたので、ユアンの歌を期待してたのだけど、全くなし😂
ユアンの役はそもそも映画オリジナルみたいなので、取ってつけた感はあるのかな🙄
でもラストは映画に温かみを与えてくれるし、存在感はさすが✨✨

意外な役は、マイケル・ケインも同様!
普段の紳士の姿とは真逆の胡散臭いチャラおじだったので、若干ショック🤣
髪型もいつものピシッとスタイルから、開放感ある浮足だった感じに🥳
そしてユアンが歌わない代わりに、ケインが歌います🎙✨

ちょっと思ってた方向と違う感じの終盤の展開に、スッキリしたような、モヤモヤしたような不思議な感じ😇
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