くじら12号

恋の秋のくじら12号のレビュー・感想・評価

恋の秋(1998年製作の映画)
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四季の物語シリーズもついにラスト。
これまでの作品は2、30代の若めの話が多かったので、大きな子供がいる40代のお話は雰囲気が違って良かった。
マリー・リヴィエールが本当に素敵に年齢を重ねている。若い頃より雰囲気好きです。
ベアトリス・ロマンも含めてロメール映画常連のお二人のこじらせ気味の過去作をみてきたので、お話自体に関連性はないけれど、いろんなことあったけど今があるのよねと感慨深く思える。

イザベルが新聞広告で勝手にマガリの結婚相手を探すくだりで、なりすまさなくてもいいんじゃ…とかマガリ怒ってらっしゃるとハラハラするが、最後はにんまり。