恋の秋の作品情報・感想・評価・動画配信

『恋の秋』に投稿された感想・評価

木子

木子の感想・評価

4.0
自分は本屋を営み、友人はワインを造っている…人生として最高すぎないか。
にヘ

にヘの感想・評価

4.0
「やっぱり、、」と後ろを【振り返る/引き返す】が幾度も登場するが、それが画面の奥に向かって行われるのは、マガリとジェラルドがそれぞれ結婚パーティーへ引き返す時だけではなかったか。予定と発作の奇妙な戯れに突き動かされ、会場を彷徨う二人の足ぶりはどこか滑稽でもあり同時に崇高だ。そして策士たちの掌の上でしか画面に止まることのなかった二人が自らの意志で画面を離れた時、きまって夜と共に運命は訪れる。
zaza

zazaの感想・評価

3.8
ワインのように熟成した大人の話だけれど、子供っぽさもある主人公。
少しハラハラしてしまうけれど、優しい作品。
フランスの人は、何を着てもおしゃれに見えるのはなぜだろう。
相変わらずこちらを静かにドキドキさせるロメール

楽しい映画でした
敬愛するエリック・ロメール様の四季の物語のラスト作品。ロメールが描いたのは、美しい秋とビターな(?)大人な恋。エリック・ロメールらしく軽やかなタッチでお洒落に描く。後半からの畳み掛けが異常でめちゃめちゃ面白い。
「偶然を粧うこと」の不可能性が露呈した地点から、真の偶然=邂逅が訪れる。画面に横溢する柔らかな光が、ベアトリス・ロマンのボリューミーな髪を包む。人物のフレームイン/アウト、唐突なカメラポジションの変更(正面の切り返し→横位置など)、奥行き(前景/後景)の活用などによって、ショットが人物たちを閉じ込め閉塞状況を作り出していくのではなく、逆に「開かれた」ままで保たれているような印象が終始ある。だからこそ、開かれた扉の奥から意中の男が「偶然」現れる終盤のショットが、極めて「自然な(必然的な)」ショットに見えてくる。
344

344の感想・評価

-
マガリの緑のカーディガンをかけるかけないかでモードが変わるのがRPGのボス戦みたいで笑ってしまった。ロメールは色を物語に取り入れるのが上手いが、ちょっとコメディーすぎるかなと思う。

ロメールの作品というのは面白いもので、フランス特有のあのきざったらしい感じがなく、とはいえ会話劇だけで面白さを担保しているという、その独特な塩梅が持ち味であり、少しでもそのバランスが崩れるとたちまち駄作になってしまう。その綱渡りを終えた後にあったのはこの作品である。
正直アクが強すぎて、感情移入してしまう映画になっていたのは否めない。当然のように不倫設定で話が始まっても、だから何と言わんばかりの非−ドラマティックな立ち上がり、それが今作品にはあまりなく、はっきりと芯がある物語になってしまっている。

偶然をテーマにした「四季の物語」を見て一旦思ったのは、偶然と必然は元々は分化できず、人間の意志が便宜的に切り分けているだけである、ということだろうか。ここに神の視点が入れば話は早いが、ロメールの作中人物は時にして信仰心が薄かったり、教義に対して懐疑的だったり、素直に信心深いことが肯定的に描かれることは少ない(はず)。つまり人間に因果律を譲り渡し、それでも人間の知性をカッコに括り、時々発生する決断であったりを観測するためにロメール作品はあると言えよう。
ロメールに限らず映画全般も偶然と必然の混合物であり、こだわりの強い監督の妥協しない姿勢はしばしば良いエピソードとして語られるが、現実的に考えてどうしても撮りたいもの100%が撮れるわけではない。天気、建物、予算…
この作品も美しい田園地帯の背景にそびえ立つ醜い人工物が1つのモチーフになっているが、その登場が決まったのがロケハンの先か後かにしろ、映画の映像としては必然でも、映画の作成においてはまったくの偶然である。
「意志が偶然を必然にする」というとポジティブだが、登場人物の意図に関わらず偶然に運命の余地を残すロメール作品はもっと非分化的に因果律を捉えていると思う。自然物としての背景と人工物としての服装の調和であったり。
shui

shuiの感想・評価

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同じ映画に何度も足を運ばせるのは魅力的な登場人物であり、その意味では夏物語やモード家の一夜の女性たちには劣る。しかしアレクシア・ポルタルの笑顔とナチュラルな身のこなしに前のめりになるほど惹かれた
 前半こそ他人にやたら干渉したがる人間のうざったさに辟易したが、終盤にかけて恋の讃歌へと様変わりするので妙な感動を覚えた。見送る側の一抹の哀愁が刻印されたラストも凄まじい。傑作。
mam

mamの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

四季の物語シリーズ④

マガリったら可愛げがないし、お節介とはいえイザベルのおかげで出会えたのにプンプンだし、挙句嫌われたかしらと泣きつくし、うぅぅん腹立つよぅと思ってしまったけど、ふたりがいいならいいのだ。
私はこんな面倒くさい人お断りだけれど。

ラストのダンスでみせる、幸せ絶頂な娘夫婦と、翳りゆく中年夫婦の対比が良かった。

2022-467
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