恋の秋の作品情報・感想・評価

「恋の秋」に投稿された感想・評価

エリック・ロメール監督の「四季の物語」の最終作。
中年になっても魅力的な登場人物たちの、枯れないエネルギッシュさに脱帽し、憧れた。
元彼のロリコン哲学教師を今彼の母親にあてがう魔性の女、実の娘の結婚式でブドウ狂の友人にドッキリ合コンを開催する母親。出会い系の新聞広告で釣られた挙句理不尽にブチ切れられた哀れなおっさん。この残酷で可笑しい恋愛遊戯と中年の危機が軽妙に絡まり、夜のフォークダンスで見事に昇華されている。旦那の肩にもたれて踊るイザベルにふと影が落ちて、何処か別の空間に冷たい視線を送るあの瞬間。そこに圧倒的な人生礼讃とまではいかない寂寞の余韻を残して。
相変わらずこまっしゃくれたロメールの女たち、対する気の毒な男達。大いに恋をたのしんでいた🎉
Cem

Cemの感想・評価

5.0
南フランスのローヌ渓谷の美しいロケーションとぶどう園、洗練された会話に惹き込まれる🥺💕自然と風の音が心地良いし、40代の恋愛が素敵すぎる!
結婚式に偶然を装って出会うとか楽しい🥺もう若くないし…って恋愛に臆病だったのに、『お互いが魅かれているならまた会える』っていう前向きなセリフが最後にでてきて嬉しい!恋愛っていいね
あの先生は私も無理!
Motoki

Motokiの感想・評価

4.0
『四季の物語』第四弾、完結編にして素晴らしい作品でした。
この連作はとても面白くて楽しめた。
今回は図書館で借りて鑑賞してたけどまた見たくなったら思い切って購入しようと思う。だってゲオにもツタヤにもサブスクにもサブスクにもないから、、笑

まず驚いたのはマリー・リヴィエールとベアトリス・ロマンの歳の重ね方が素晴らしいこと!特にベアトリス・ロマンは『美しき結婚』の時とは打って変わって落ち着いた母をしっかり演じてます。

40代を過ぎ、第二の人生を歩もうとしている人々の恋愛を主題としているからか、物語はあまり大きな起伏もなく淡々と進んでいくけど、それがかえって落ち着いて見ていられて良いし、流石のロメール、脚本も捻りが効いていてすごく良かった。

2人の親友(1人は息子の恋人)が良心からマガリに男性を引き合わせようとするけど、2人の策略がぶつかってどっちつかずになっちゃうとことか、タイミングの悪さや勘違いでマガリが不信感を抱くところなんかは非常に喜劇的だったと思う。
マリー・リヴィエールとベアトリス・ロマン、まじで歳の取り方がきれい ロメール流コメディで笑える
ベルイマン『野いちご』ならぬ"野ぶどう"と言えそうな本作は、それこそ人生の苦み味わい全てが詰まった素晴らしい作品であった。冷静に考えたらちょっと変なシナリオも、結局はいつものロメール作品として楽しく観られるし、とにかくラストのダンスのシーンが感慨深すぎる。これは人生讃歌なのだろう。とはいえ一概にこういう話だとは言い難いところがロメール作品らしい。
nam

namの感想・評価

3.4
これにて四季シリーズコンプリート。

またまた癖ある人たちと会話劇。
最後は無理やりまとまっちゃうからね。フランスにいたら恋せずにはいられないのかな。嫌いな人にも愛されたいってすごいよね。良き。
Risako

Risakoの感想・評価

3.9
ロメール鑑賞2作目

中年女性の初々しく瑞々しい恋愛模様
光に満ちたカンパーニュの映像が良い

直感で愛されたい、故に時間も言葉も少なくて恋に落ちる
タイプでなくても隙あらば口説こうとする男と嫌いな人にもモテたい美女の性質にフランスを感じる
嫌味を感じない爽やかな恋愛体質よ
人間讃歌、恋愛讃歌のエンディングの包容力も良い
wong

wongの感想・評価

4.0
またまたひと癖ある登場人物がでてくる。
そこに感情移入するとか、共感を求めるのがロメールの映画ではない。俯瞰してみて彼が、彼らを使って何を伝えたかったのか
そんな想いで脱力してみてると、不思議と、登場人物の癖が気にならない。
肩の力を抜いて生きたら結構同じことをしてる時ってあるんだよね。特に恋においては。そんな感じの自然体だけど、強烈な映画を撮れるのがロメールなんだな。
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