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戒厳令の夜のcsmのレビュー・感想・評価

戒厳令の夜(1980年製作の映画)
4.5
南米…?を彷徨う親子…この音色は…ジョー山中の…ファド?スタッフには福岡芳穂や磯村一路もいるし出演者が多すぎて曲も盛り上がりすぎて5分超えのクレジットだけで1本の映画をみたような満足感。こっちの疲労お構いなしに始まるヌエバ・グラナダ(国)のパブロ・ロペス(画家)の作品をめぐる壮大なストーリー。九州の右翼の大物鶴田浩二が暗躍し、伊藤孝雄と樋口可南子は全裸の浜村純の尻越しに愛し合う。伊藤雄之助に一度も寄らないカメラ、自衛隊のレンジャーくずれ伊吹吾郎と戦車で乗り込む鶴さんなどの山下パートと、若松Pの存在を感じさせる異国のクーデター、唐草模様の風呂敷で包まれた絵を抱えヌエバ・グラナダに降り立つ樋口可南子。すごい。
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