ゆうか

ある結婚の風景のゆうかのレビュー・感想・評価

ある結婚の風景(1974年製作の映画)
4.0
イングマールベルイマン監督作。ある夫婦の平凡な結婚、破滅、再会を描く。結婚している時よりも、離婚した最後の方がお互いに理解しあっていたように見える。
本当の理解は紆余曲折を経なければ、得られなかったのでしょうか。結婚という形式が、お互いの本当の姿を隠してしまうのかな?ケースバイケースだと思うけど、この2人にとってはそうだったのかもしれない。
公開当時、本国のスウェーデンでは、離婚率が上昇したというのも納得。とてもリアルな夫婦の話。
ただし、「結婚、夫婦とは」だけでなく、彼ら2人の会話を通して、「人生とは」についても言及されているので、人にとっては、伴侶の大切さを実感する機会になるのではないかな。
なんだかんだあった後のヨハンの「今になってわかるけど、家族が支えだったんだ。平凡な家族が。」という言葉にグッときた。
人生は一人だと長すぎるから、良き伴侶を見つけ、大切にするのは、人生を乗り切っていくための手段の1つなんだと思う。