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素晴らしき哉、人生!のHeroのレビュー・感想・評価

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)
3.5
私事ですけど、2年前に交通事故で親友を亡くしました。お葬式にもお通夜にも行きましたが、あまりに突然だったこともあり実感がなさすぎて涙も出なかったし、たまに今も生きてるんじゃないかとか思ったりもします。当時の自分は、今まで生きてきたなかで一番息詰まっていた状況で正直どん底でした。そんなときに彼が亡くなりました。その時に、この映画のテーマでもある“人生って素晴らしい”ということを身をもって実感しました。悩めるのも生きてるから、劣等感を感じるのも生きてるから、死にたいと思うのも生きてるから。彼の死をもって、現在生きているという状況がどれほど幸せなことなのか気付きました。明石家さんまじゃないですけど、「生きてるだけで丸儲け」ということを本当の意味で理解しました。退屈な前半の100分を見事に生かした後半30分、名言の数々、おじいちゃん天使・・・etc。傑作であることは間違いんですけど、この映画が言いたいことはもう分かってるんです。でも、再確認できたことに意義があったと思います。クリスマス・イヴに何言ってんねん、と彼に言われそうなのでこの辺でやめときます笑。彼が好きだった映画をこれからも全力で観ていきたいと思います。クリスマス・イヴにこんな重いレビュー申し訳ないです。