うちだ

素晴らしき哉、人生!のうちだのネタバレレビュー・内容・結末

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

クリスマスイブに映画館で観れたのは本当に良かった。
フランクキャプラは天才だなあって感じる
冒頭の掴みからギャグから演出まで職人技。

ただ、共感できなかったことがあって、部下が8000ドル落としただけでジョージが人生に絶望するとは全く思えない。色んな困難を咄嗟の判断で解決してきたし、人望も厚いジョージならば、消えた時点でいくらでも解決できたと感じる。
それこそ、ラストみたく皆に恥を偲んで金を集めることだってできたはず。もちろん話の流れとして仕方ないんだけど、その話の流れが強引だと思う。そこからの話がどうしてもご都合主義に見えてきて純粋に楽しめなかった。ラストシーンにはうるっとなってしまったけど。

ジョージだからこそ天使が降りてきたのだし、同じような他の人間は救われないってのにも違和感があった。
多分この脚本に適正がなかったんだろうな...
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