なつ

野良犬のなつのレビュー・感想・評価

野良犬(1949年製作の映画)
4.5
“午前10時の映画祭より”
新米刑事が拳銃を盗まれ犯人を追う。
まぁ~とにかく歩くんだ、これ。
現代作品みたいにミステリーを解き明かすとかじゃなくて…。
手掛かりを手繰り寄せては、歩く、歩く、歩く。
これも“野良犬”とかけてるのかな?
戦後の日本、踊り子、野球場…彼等が歩くから、風景をより楽しめた。
当時から、野球は『皆様、ラッキーセブンでございます』てあったんだ!

最大の見せ場の緊迫シーンで、ちょうちょ~の歌が流れてくるあたり、お見事‼大好きなシーン。
一歩間違えば、“理性”の境界線から誰でも崩れ堕ちる。
なつ

なつ